ドラゴンよろず対談 ユル〜いトークでおなじみ「よろ談」が(要望もなしに)エリア拡大!辰年にちなんでドラゴンスペシャル!ご迷惑かと存じますが何とぞご了承ください。 |
◆其ノ壱 Enter
the Dragon! ◆其ノ弐 History of the Dragon ◆其ノ参 Eat the Dragon ◆其ノ四 Life with the Dragon |
☆つうわけで、今年は辰年、龍の年、イヤーオブザドラゴンなのよ。
☆中国では商の時代(3000年〜3600年くらい前)に青銅器や玉にヘビみたいな龍が描かれてるんだって。古いよね。 ★へえ、宇崎竜童ってそんな昔から生きてんの? ☆…お前今自分で「龍の歴史」って言ったろうが。 ★まぁまぁ。続けてよ。 ☆…で、そのころ、龍は神話と結びつけられたり、水の神として祭られていたんだって。龍は洪水や龍巻とか恐ろしい自然現象の象徴だったんだね。 ★龍の姿かたちってなにかの動物がもとになってるんだろ。水の神ってことは、水の中に棲んでる動物かね?ヘビとかワニが起源って説もあるらしいけど。 ☆龍の姿は、その後強い動物の強いところを持つ神獣として変化していったんだって。漢時代を経て今から1100年くらい前の唐時代の龍は現代の龍と同じ形らしいよ。中国や日本では、龍は守護神的な意味合いが強いね。「強く偉大な存在」の象徴として、よりおっかない感じの姿になっていくのはなにか納得するよね。星座になったり、皇帝のシンボルにつかわれるのも納得だね。 ★ほかの国はどうなの? ☆ヨーロッパなんかは、龍(ドラゴン)は強暴な魔力を持った悪者扱い。絵で見てもなんかトカゲっぽくて、カッコわるい。でも今は東洋のシンボルだね。日本でもそうだろ。「中国イコール龍とドラの音」っつう。 ★ま、いろんな文化に関係している「龍」はそれだけ民族にとって、今も重要な意味を持ち続けている、ってとこかな。 ☆おぉ、なんか説得力あるなそれ。勉強したの? ★いや、豆彩の第2号に載ってたの。 ☆…あっそ。
☆食事のことを「ご飯を食べる」って言うだろ。日本を語るのに「米」は重要なキーワード。中国では…やっぱり「龍」、かな?? 伊勢えび ☆伊勢えびのこと、龍蝦って書くんだよ。 ★カッコイイよねぇ。目が平べったいから「平目」なんて即物的なネーミングが恥ずかしいね。 ☆でもけっこうバカにしてんのもあるよ。「頼尿蝦(しょんべんエビ/シャコのこと)」とか。 ★それヒドすぎ。笑えるけど。 烏龍茶 ☆前号の豆彩でもチョロっと書いたけど、烏龍(ウーロン)茶。茶葉が黒くてひょろひょろしてるから、黒い龍すなわち「烏龍」。スゴいたとえ。 ★これはみんなにも身近だよね。 ☆でもこういう字を書くって知ってる人は少ないと思う。 ★あと、ロングスカートは「龍愚巣火亜徒」って書くんだよね。 ☆絶対違う。ロングスカート中国語じゃねぇっつーの。「夜露死苦!」とか聞こえてきそうだな。 龍眼 ★ストレートな名前だよね。 ☆皮をむくと、半透明の果肉の中の黒い種が透けて見えるのが「龍の目」に似てるから「龍眼」。ライチと見た目も味もそっくりさん。 ★龍の目、見たことあんのか!むしろ「人眼」の方がわかりやすくない? ☆それじゃみんな絶対食べないと思うんですけど。 ヘビ ★特に広東料理で、料理名に出てくるよね。 ☆ズバリ、ヘビ料理にね。 ★馬肉を「桜肉」っつうのと一緒で、ヘビを「龍」にたとえてる。 ☆龍は中国では縁起物でもあるから、食べたらイイことあるかも?! ★縁起物なのに生皮剥がれて悲惨だなオイ。
★それにさ、前号で「中華街で見つけた龍」がいろいろ載ってたけど、中華街の門も風水をもとに建てられたんだろ。東西南北のそれぞれに守護神がいて、たしか東が「青龍」だっけ? ☆うん。詳細は「横濱中華街オフィシャルガイドブック」をご覧ください。 ★あと、毎年山下公園沖で「ドラゴンボートレース」もあるしな。レガッタみたいなヤツ。それに正月は獅子舞に加えて「龍舞」があるしさ。 ☆うん。「横濱中華街マップ」も合わせてご覧ください。 ★手ェ抜くなよ。 ☆いや、いつもと違うテーマでもう疲れちった。 ★じゃ最後に。ドラゴンは「怒羅厳」って書くんだろ? ☆それはもういいっつーの! |
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