(No.3-9708)【曽徳深】
 2か月があーっという間に過ぎてしまった、が、700字足らずの小文がまだできない。心を亡くすのが「忙しい」という言葉の本当の意味だ、ということを実感している。忙しすぎると、大事なものがみな素通りして行ってしまう。原稿用紙に向かっても、何も湧いてこないのは当たり前か……生き生きした心を取り戻すために、今までおりにふれ書き留めた言葉を、次に記して自分への応援歌にしよう。

 密雲に青き眸あり/ウインクせり/お前も生きていけ/できれば陽気に
(川崎彰彦)
 花っていいですよね、誰(だれ)のためでなく、誰に見られなくとも、季節の巡りと共に、無心に咲いています。こんな無防備なものが、この世の中にあるということで、人は救われているのではないでしょうか
(ビッグコミック 川歌)
「重いな。これは何だ」「夢のかたまりさ」
(ジョン・ヒューストン)
 夢を捨てずに引き出しにしまっておけば、いつか取り出すことができるんだよ
(秋山豊寛)
 頑丈な身体の者より、未来を信ずる者が、収容所で生き残る
(フランクル)
 天馬(ペガサス)は翼をもっているから翔(と)べるのではない、天馬は自分が空を翔べる事に疑問を持っていないから、空を翔べるのだ。それは確固たる自信といってもいい!だが、心にわずかでも疑問が生じたらその自信は揺らぎ、天馬は空から落ちてしまう
(ゴルゴ13)
 結果を自己の責任において担うものにしか道は見えない
(高田孚)
 留守と言へ ここには誰も居らぬと言へ 5億年経ったら帰って来る
(高橋新吉)


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